数年前に防湿庫を検討してから早4年。
購入に至っていない理由は、値段が高いから。
高級レンズが増えていくにつれ、しっかりとした湿度管理の必要性も比例していくのですが、どうしても写真の出来栄えと関係の無いものに5万も出すのは気が引ける。。。
(比較記事:防湿庫の購入検討。トーリ・ハンと東洋リビング、容量などを比較してみた)
そんな事で、購入意欲はあるものの、買わずじまいでした。
そんな時、偶然ネットを徘徊していた時に見つけたのが、『Re:CLEAN』という格安な防湿庫。
速攻で【容量50L Re:CLEAN RC-50L】をポチったわけですが、50Lクラスの防湿庫を有名ブランドの東洋リビングで見てみると、53Lで3万円オーバー。
トーリ・ハンでも56Lで3万5000円します。そして、なんか昭和の雰囲気を感じる。。
そして、今回購入したRe:CLEAN RC-50Lはというと、なんと約1万4000円!!
Yahoo!ショッピング Amazon
楽天市場
有名ブランドの防湿庫と比べると半値なので、さすがにちょっと心配だったんですが、一応ポチる前には軽めですが、ネット上でレビューのチェックもしておきました。
Re:CLEANのネット上でのレビュー
懸念していた本当に湿度が下がるのかという件に関しては問題なかった。
内部のボリュームを最大にすると数時間で40%を切るところまで下がった。
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ライドレールは傷だらけで、トレイはバリがむごい。
トレイはすのこ状にするため複数の長い穴が開いているがこの穴周辺のバリが酷い。
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以上のように、見栄えや稼動させるまで手間がかかる という問題はあるが
防湿という本来の機能は達成しているし同レベルの他社製品よりかなり安い
ということを考慮すれば十分及第点を与えられると考える。
Amazon
コスパに引かれ、追加購入しました!
追加購入です。機材が増えて前回購入の50Lが手狭になってきたため再購入しました。
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この秋の長雨の中で40〜45%でキープしているので問題はないと思います。
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最初10%前後低めに表示されていましたが、3日程で5〜6%の誤差になってきています。数値が気になる方は、別売の湿度計を併用されることをお奨めします。商品はコストパフォーマンスに優れている上、故障もなく機能していることから、良い商品だと思います。お奨めです。
一部、造りが雑というような、レビューはあったものの、複数のショッピングサイトで4以上の高評価を得ている点。
また、レビュー数が多数存在する点。
なにより、ちょっとおしゃれ♪かつ安価な点。
以上から、躊躇なく購入に至りました。
そして、到着した商品がこちら
3段になっていて、上部2段はトレーを引き出す事ができます。
すべての段には、クッションがついていて、最上部は、レンズを収めるような加工がされていました。
一番奥に見える赤色のスイッチは、内部の湿度を調整するダイヤルになっています。
説明書がかなり簡略的なもので、どのダイヤルにすればどの程度の湿度に調整するかは記載されていませんでした。
とりあえず、最強から一段低い「High」に設定しておきました。
説明書によると、
「防湿庫が密閉されてから湿度が下がるまでに1〜3時間ほど時間がかかる場合があります」
と書かれています。
実際に電源を入れ設置すると、湿度は70%と表示されていて、1時間後67%になりました。
湿度が下がるまでのパワーは少ないのかな?
ただ、防湿庫の場合、過度に乾燥しすぎると、ゴム製品の劣化を早めてしまう恐れがありますが、Re:CLEANは
「カメラ用に設計されており、乾燥しすぎによる劣化を防ぐため、温度が20度以下の場合、45%RHになりにくく設計されています」
と書かれてありました。
冬場などの湿度が低い環境の場合は、ダイヤルを調整する事もできるので安心です。
背面には、内部の湿度を逃がす為の換気口のようなものが付いていますが、出っ張ったりしていないので、壁ギリギリの所に設置する事ができます。
奥行き32 x 幅29 x 高さ60.5cmと細身なシルエットですが、D5000等のエントリーモデルなら1段に3つ程並べる事ができそうです。
上段はレンズが転がらない様な加工がされたクッション素材が使われていいて、3列に並べる事ができますが、この幅が若干きついので、鏡胴が太いレンズ同士を並べると、ぶつかってしまいます。
並べて置く事はできますので、鏡胴の太い部分と細い部分を互い違いにして入れてあげる必要があります。
一番気に入っているのはこのデザイン。
レンズ、カメラを入れないでリビングに置いてあると、ワインセラーのようなモダンな感じで、かなりおしゃれです。
自重が9Kgありますが、持った感じではかなり軽く、レンズ5本、D5000を入れた状態で扉を開けると、本体を押さえないと前方にスライドしてきてしまいます。
上記にD800を追加で入れると、扉だけを片手で引っ張っても、本体は前方にずれませんでした。
本体自体が軽いのもそうですが、除湿するため、扉と本体が密閉状態になるので、この部分は仕方ないと思われます。
また、Amazonのレビューにあった、「本体部分のバリ」ですが、私が購入したものは特に目立つバリなどは無く、ちゃんとした状態のものでしたので、製造ロットによる違いなのか改善されたのかはわかりませんが、何ら不満点はありません。
保管した機材は
レンズ5本+カメラ本体、装着レンズ2本
レンズ
カメラ本体
現在保有している機材はすべて入れる事ができ、まだ余裕はありますが、今後の事を考えると正直もう一つ大きいものを購入しておけばよかったと思っています。
容量のラインナップは21L、30L、50L、80L
Re:CLEAN RCシリーズ通販
電源を入れた状態でも全く音を感じませんので、カタログ通りの静音設計です。
5年間の保証も付いていて、カスタマーデスク(電話有り)なので、同等品を買うのであれば、Re:CLEANはかなりおすすめの防湿庫と言えると思います。
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