キャンプ初心者がファミリーキャンプを始める時に必要な道具

湯ノ湖
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今年の9月に家族で日光にある中禅寺湖へ行ってきました。
元々、近所の動物園に行く予定でしたが、自宅を出て車を走らせると思いのほか、天気が良くて
パパ「もう少し遠出でもしてみる?」
ママ「どこ行くの?」
パパ「そうだなぁ、日光でもどう?」
なんて会話があり、子どもたちも楽しみにしていた動物園はあっという間に変更になりました(笑)

2時間弱で、日光に到着。定番の東照宮へ。
何度か来た事のある場所なので、外苑をぐるりと一周して終了。時間はまだ10時過ぎ。

パパ「中禅寺湖の方まで行ってみる?」
ママ「OK」
と山を登り中禅寺湖へ。
特に何をしに来たわけでもないので、プラプラしていると、湖畔に中禅寺湖周辺のマップが立っていたので、見てみると、10Kmほど進めば、「湯元温泉」という温泉地があるらしい!
迷わず、湯元温泉へ。

そこは、湯ノ湖という標高1475mに位置する湖の辺りにある小さな温泉街。
さびれている訳では無いけど、あまりひと気を感じません。
湯ノ湖には、釣りをしている人が多く、その他はハイキングや絵を書いている人がいて、みんな休日を楽しんでいる様子。

水は澄んでいて魚が泳いでいるのが、上から見る事が出来ます。
周りは山で囲まれ、標高が高いので空気も美味しい!
パパ「こんな綺麗な湖畔でテント張って、昼は釣りして、夜は星を眺めながら焚き火したら最高だよなぁ」
ママ「いいね!キャンプ」
なんて会話をしていました。

この湯ノ湖の湖畔にテントを張れる場所はありませんが、中禅寺湖の湖畔にはキャンプ場があるらしいので、ちょっと覗いてみました。
中禅寺湖中禅寺湖のキャンプ場

パパ「うぉー理想のロケーション!!」
ママ「いいねぇ。キャンプしたいねぇ!」

そんなこんなで、キャンプやってみる?なんて事になりました。

目次

キャンプって何が必要??

元々、アウトドアが好きな家族で、デイキャンプと呼ばれる日帰りBBQ程度なら、年に10回程度は行いますので、椅子やテーブル、BBQコンロ、クーラーボックスなどの機材は持っていますが、1泊となるキャンプには何が必要になるのか、想像してみましたが未知の世界でした。

まず初心者でも想像できるのが、テントや寝袋です。
ママ「テントってどんな種類があるの?寝袋って一つ3万もするけど、大体キャンプっていくらかかるの??お金無いわよ?」
パパ「・・・」

どんなもんか、一度やってみようという事であれば、テントやタープ、寝袋などをレンタルできるキャンプ場があり、テント2000円、寝袋1000円と割りと安価に借りる事ができます。
続けるかどうか分からないといった場合には、まずはレンタルで雰囲気を掴んでみて、ハマりそうならジョジョにそろえていくのが良いと思います。

わが家の場合、理想のロケーションでキャンプをしたいといった動機もありましたが、キャンプ場に泊まる(=安い)事で、行動範囲をもっと広げられると考えていました。
それも、土日にしか使わないマイカーも年間で15,000kmも走行します。
土曜に神奈川、日曜に群馬のような行動パターンをするわが家では、土日に1泊してしまった方が、交通費が安く済ませられる上、充実するのでは無いかと考えました。

ですので、レンタルでは無く全てを揃え、9月に1泊、10月に3泊と、キャンプ開始からほぼ毎週キャンプに行き、最低限用意するものが分かったのでレビューします。

キャンプ初心者が最低限揃えるもの(予算10万)

テント泊を想定し、デイキャンプで使用するグッズは省いています。
上位から、必要度が高いです。

  1. テント
  2. ランタン2つ
  3. グランドシート(テント用)
  4. インナーマット(テント用)
  5. 銀マット(寝る時用)
  6. ジャグ
  7. 寝袋
  8. 焚き火台
  9. タープ

テント

テント泊なのでテントが無い場合には必要になります。調べていくと、耐水圧が一つの指標になっていると気が付きますが、耐水圧はそこまで高い必要はありません。
初心者の場合は、有名メーカーから選べば後は好みです。初心者が手を出しやすいのは、
コールマン
ロゴス
スノーピーク
ドッペルギャンガー
などです。初心者向けのセットなども販売しています。
ノーブランド品の安物テントはやめておきましょう。

また、上記メーカーでは、テント以外にも様々なギアを扱っています。キャンプ場で一番目にするのは「スノーピークのランドロック6人用」ですが、わが家では予算承認がおりませんでした。
ランドロック
でも最初からお金を出せる家庭にはオススメです。
なぜなら、スノーピーク製品は色が統一されていて、高価ですが、使用率がとても高いので、後から欲しくなってきます。

わが家が購入したのは、ロゴスのツールームテント

ランタン

ランタンは非常に重要です。
1000円以下の安物照明器具ではきっと、子どもたちも楽しい夜を過ごせないと思いますので、目安としては3000円以上のものを2つ用意しましょう。
わが家は現在2つ使用していますが、理想は3つです。

夜になると、辺りは真っ暗になります。
その時に照らしてくれるのがランタンのみ。一つのみだと影が大きくでるので、ものすごい暗く感じますが、反対側にもう一つ設置する事で影が和らぎ明るさは2倍以上になります。
また、就寝時子供が先に寝る場合はテント内にも照明が必要になりますし、トイレに行く時にも必要です。

使い勝手の面ではLED照明。雰囲気を出したいならガスランタンやガソリンランタンといった本格的なものがオススメです。
わが家ではLEDランタン一つと、コールマンのガソリンランタン一つを購入しました。
(2016.10.31現在もう一つ追加購入する予定です。)

グランドシート&インナーマット

わが家で購入したロゴスのツールームテントには、セット品でしたのではじめから付いていましたが、ほとんどのテントは別売りになっているので、別途の購入が必要です。

テントの床面は上部ですが、薄い生地で出来ています。
落ちている木の枝や石などで痛めてしまわないように、また結露を防止する為に必ず必要になるのがグランドシートです。

インナーマットは、テント内部の保護と、デコボコを和らげ寝やすくする為に必要です。
キャンプ専用品のグランドシートは高価なので、このようなブルーシートの上位版でも問題ありません。

銀マット

寝袋の下(インナーマットの上)に敷くマットは、寝心地を良くする目的と、底冷えを防ぐ目的で必要です。
キャンプ場は標高の高い場所や、山の中にある事が多く、夏でも夜間は防寒が必要な場所もあります。
ちなみに10月現在、夜間わが家は全員、スノーボードの格好で過ごしているほどです。

マットの種類は大きく3種類
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ジャグ


寝袋より優先度が高いのがジャグ。水の入れ物が無いと、流しとテントを行ったり来たりする事になります。
おしゃれなものは色々ありますが、ポリタンク型が一番安いので◯。

寝袋(シュラフ)

寝袋は就寝時に必要不可欠と言われるとそうでもありません。
自宅で使っている布団を持っていけば良いからです。もちろん寝袋ほどコンパクトにはならないと思いますので、積載量に余裕がある場合は、という事になります。

寝袋は安いものだと3000円程度から3万円を超える高額なものまで幅広く販売されています。
特にファミリーキャンプを始める場合、人数分揃えるとテント以上に負担となるのが寝袋です。

羽毛ふとんがアレば、圧縮袋でコンパクトになりますし、それなりの暖かさはあります。
ただし、テント内にも焚き火の煙が入り込むので、匂い移りOKな場合に限ります!

わが家では、家族4人(パパ、ママ、娘6歳、3歳)ですが、安物の寝袋を3つ購入し、子供二人は上下から顔を出して使っています。

使用限界温度がマイナス5度と書かれていますが、3400円の安物はペラペラで、シャツ一枚で寝られる限界温度は15度程度ですが、寒い時には上から毛布を掛けたり、厚着をすれば案外快眠できます。

焚き火台

焚き火台
ファミリーキャンプをはじめてから1ヶ月程度の間に4回行くほどハマっていますが、「何が楽しくてキャンプするの?」と聞かれると若干こまります(笑)
でもその一つは間違いなく焚き火です。

キャンプ場のほとんどは直火禁止なので、土の上で火を炊く事はできません。
BBQならグリルがあればできますが、焚き火の火を眺めながら、ママさんとお酒を飲むのには、火の位置が高すぎます。
そんな時に必要になるのが、焚き火台。

なにも焚き火専用のグッズでは無く、バーベキューグリルと同じ使い方もできますし、焚き火もできる。
そしてなによりコンパクトなので、これ一つあればかなり便利なやつなんです。

タープ

わが家のテントはロゴスのツールームで、タープの様な屋根を作る事ができるのが売りです。
そんな営業トークがあり、お店で購入しました。
確かに、第一回目のキャンプは昼間に雨がふり、この機能が大活躍しました。ただ、慣れていくうちにやっぱりタープが必要だ!
となり、4回目には新たに購入したタープを持っていきました。

この結果、当日は天気予報が大外れの雨でも快適に過ごす事ができ「子どもたちも基地が一つ増えた!屋根があるから一番楽しい!」なんて喜んでくれました。

ただ、ツールームテントを買うなら、最初は無くてもいいと思います。

湯ノ湖

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この記事を書いた人

1982年生まれ。カメラ、サーフィン、キャンプが趣味の中年。
WEBコンサルの仕事を20年ほど行い、現在は独立。2人の子持ち。
凝り性で意外と飽きにくい性格。

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