現在Nikonの一眼レフカメラD800とD5000の2台を所有(D300sは売却)しており、特にD800は非常に奥行きのあるクリアーな写真が撮れる為不満はないのですが、なんといっても重い・・・
画質か携帯性かを聞かれれば、画質を優先させた方が、数年後に後悔しない事は明白なのですが、それでもちょっと出かける時にはやはりゴツすぎるのです。
そこで、ミラーレスの検討をはじめる事になり、結果SONY ミラーレス一眼 α7ズームレンズキットを購入しました。
はじめてミラーレス一眼を手にし、2ヶ月程度使用してみての感想と、これから一眼レフの購入を検討している方の参考になればと思い、まとめました。
一眼レフとミラーレス一眼の違い
今回新たに購入したのは、ミラーレス一眼と言われるカメラになります。
一般的に購入されるカメラは大きく分けて3つに分類する事ができ、その真ん中のクラスに位置づけています。
関連:一眼レフ?ミラーレス一眼?カメラ購入前に絶対確認したい3つの事
一眼レフと比べると、軽く小さいのが特徴で、オシャレカメラといったジャンルになります。
価格は、一眼レフのエントリーモデルと同等から少し高めの設定となっていますが、細かい設定が行いにくい反面、簡単にそれ風の写真が撮れる機能が付いています。
ミラーレス一眼の優位性
圧倒的なのは、そのスタイルと携帯性です。
小さくスタイリッシュなので、どこにでも持って行きやすいのは、一眼レフカメラでは叶わないでしょう。
ミラーレス一眼のデメリット
一眼レフカメラに比べ、小さくする事に力を入れているので、価格相場が高くなっています。
また、ミラーレスも一眼も、レンズが交換できる事も楽しさの一つですが、ミラーレスはレンズの選択数が少ない事、また価格が高価な事も頭にいれておく必要があります。
一眼レフのメリット・デメリットはミラーレスの反対であると考えてください。
ミラーレスでフルサイズのα7
ミラーレスは、イメージセンサーがマイクロフォーサーズと言われるもので、一眼レフより小さい設計になっています。
一般的に大きいセンサーほど、高画質に撮影をする事ができます。
しかし、ミラーレス一眼の中でもフルサイズのイメージセンサーを唯一搭載しているのが、今回購入した
SONY α7という機種です。
最新の一眼レフと比較するのもおかしいですが、α7は2009年に発売されており7年落ちですが、、Nikon最新のD5500と画素数を比較しても
α7:2470 万画素
D5500:2478 万画素
と非常に高スペックと言えます。
フルサイズ機がAPS-Cやマイクロフォーサーズと比べて何が凄いのかはこちらの記事を御覧ください。
関連:Nikon D800レビュー|フォトコン入選で買えた!写真を撮るのが楽しくてたまらないカメラ
フルサイズのみで買ったわけではい
α7をサブ機として購入したのは、フルサイズのミラーレスだったから。だけではありません。
先にも書きましたが、一眼レフは交換レンズの幅が結構重要だったりします。
しかし、僕の愛機はNikonなので、キヤノンのレンズを使う事はできません。
α7はソニーの機種なので、当然、Nikonのレンズをそのまま付ける事はできませんが、レンズとボディーの間に
このようなアダプターをかます事で、ソニーのボディーにニコンのレンズをつける事ができるのです。
また、オールドレンズと呼ばれる古いレンズも対応しているのも大きなポイントとなりました。
NikonではDFという機種だと古いレンズまで対応していますが、手持ちのD800では対応範囲が限られています。
α7はマウントアダプターを使用する事で、手持ちのボディーよりもオールドレンズ対応の幅が広がります。
もちろん新しいレンズの方が、スペックが高い事は当然ですが、オールドレンズの味を体感してみたかったのと、なんといっても明るいレンズが安価なんです。
関連:明るいレンズ・暗いレンズ|一眼レフ初心者のレンズの選び方
最新モデルを買うべからず
ようやく本題に入りますが、初心者の方は絶対に最新モデルを買わない方が良いという結論からお伝えします。
α7は2009年発売の型落ちモデルで、最新機種はα7Ⅱが2014年11月に発売されています。
ボディのみの価格差は価格コム調べで、約5万です。安いレンズなら2本変えてしまう値段差です。
「新しい方がスペックがいいじゃん!」
確かに。ただ、100万画素向上しても分からないです。α7に限ってはどちらも2470万画素です。
新しい機種が出れば、電気屋さんからは旧型は無くなり、あたかもそれしか市場に出回っていないように見えますが、大体2〜3世代前のものならネットで新品を購入する事ができます。
現行機種と旧機種の差が一番大きく、旧機種と2世代前はそこまで変わりません。
よほど大幅なモデルチェンジをした場合を除き3世代前でも現役バリバリに使う事ができますので、できるだけ新品の旧型機種をおすすめします。
α7とD800の差
フルサイズ機といっても、ミラーが無いα7は、一応ファインダーは付いているものの、電子化された画像を見る「電子ファインダー」なので、目で見たものとファインダーを通した場合では色などに誤差がでます。
そして、間近でモニターを見ている感じなので、酔います・・・
α7で最も駄目出ししたいのは、バッテリーの持ちが悪すぎる事。
1日撮影する事ができないので、予備のバッテリーを2つ持ち歩く必要があります。
写りは、D5000とD800では写りに大きな差を感じますが、α7とD800ではざっくり見れば非常に優秀な印象です。
撮影写真のレポートは今度にします。