ママ友に自慢したくなる!子供の写真の上手な撮り方テクニック20例

子供の写真を上手に撮る!!20個のテクニックと撮影例
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赤ちゃんの撮り方と、子供(1歳6ヶ月ころ〜)の撮り方では、行動の範囲が全くことなるので、上手に撮るためのテクニックも異なってきます。

とくに2歳すぎからは、自己主張をし始めるので、カメラを向けるとどこかへ行ってしまったり、絶対にピースしてきたり。
そのクセは子供によって違いますが、赤ちゃん時代からすると行動範囲も広がり、写真を撮るのが難しくなってきます。

一眼レフには多くのテクニックがありますが、子供を上手く撮る一番のテクニックは
「子供と遊びながら撮る」事
だと思います。

構図とか光とかを気にしすぎていると、どうしても撮影者と被写体になってしまい、子供も普段の表情を見せてくれません。
『カメラを持つ親=つまらない』ではなく『カメラを持った=遊べる=楽しい』のイメージを持ってもらうと最高の表情を引き出せます。

はじめのうちは、当然失敗写真は多くなります。でも、撮影後のデータを見て露出とかシャッタースピードを確認すれば「遊びながらだと手ブレするから最低でも1/200秒に設定しよう」と勉強する事ができます。
関連:写真の基本構図7つのテクニック!黄金比率をマスターして上達

目次

撮影機材

パパなら子供の写真を撮れる時間は、仕事終わりの夜もしくは出勤前の朝、お休みの日と、外にでかけて撮る機会があまりありません。
家の中が綺麗なら問題ありませんが^^;
小さな子どもは遊ぶのが仕事ですので部屋をグッチャグッチャにしてくれます。

どうしてもゴミゴミした場所だと、雰囲気のある写真になりにくいので、部屋の中では背景をぼかすのがおすすめです。
関連:一眼レフ初心者が単焦点レンズを買った方が良い件

一眼を使えば背景がボケる

コンデジやiPhoneなどで背景はぼかしにくいので、メイン被写体を浮かび上がらせた写真を撮る為には、一眼レフを使いましょう。
エントリーモデルの一眼レフならミラーレス一眼よりも安く買う事ができます。

最新機種にこだわらなければ、中古で1〜2万円程度で購入する事ができるので、できるだけ良い写真を撮りたい方には必須アイテムです。

以降は一眼レフでの撮影例を元に紹介させて頂きます。
関連:一眼レフ?ミラーレス一眼?カメラ購入前に絶対確認したい3つの事

単焦点レンズを使う

背景をぼかすのにもう一つの有効なアイテムとして「単焦点レンズ」があります。
一眼レフカメラを購入した時についてくるキットレンズは通常「ズームレンズ」と呼ばれるもので、ズームリングを回す事で、遠くのものを大きく写したり、広く写す事ができます。

単焦点レンズには、ズームリングが付いておらず、レンズ操作で被写体に近づいたり遠ざかったりする事はできません。

しかし、安価に良い写りを手にする事ができるので、単焦点レンンズは初心者の方にはお勧めです。

構図・アングル

上手な写真は、カメラ目線を外したり、子供の視点で写す事が良いとされる事が多いですが、大人が普段見ている視点で撮影した写真はどこか普通になってしまいます。

アングルを子供視点(カメラを構える位置を低くする)にする事で、普段見慣れない景色を写真する事ができますし、腰を下げる事で子供と距離が近くなりコミュニケーションが取りやすくなります。

ローアングル+広角でパワフルに

ローアングル写真
子供の日のイベントで鯉のぼりのお祭りに行った時の写真です。
ローアングル+広角レンズで撮影する事で、一生懸命遊ぶ子供の表情とその時の様子を捕える事ができました。

下から写すことで、普段子供たちが見ている世界を撮影する事ができて、いつもとはちょっとちがった写真になります。
背面液晶を自由な角度に動かせるバリアングル液晶タイプのものはローアングルがしやすいです。

アップで撮る

子供をアップで撮影
全身を写すのでは無く、思いっきり寄ってみると子供のかわいい部分が強調されます。
『構図は引き算』などと言われますが、本当にその通りで、撮影者がその写真を取る時に何に感動したのか。
をメインにおもいっきり大きくし、その他はあえて写さない事で写真にメッセージ性が生まれます。

シャボン玉は鉄板アイテムです

シャボン玉と子供写真
僕はシャボン玉で遊んでいるこどもの写真が大好きなんですが、こういった玩具を使うのも一つのテクニックかも。

シャボン玉もはっきり写す為には、絞りが開放付近だとピントが合いにくいので、少し絞って撮影するとどちらもしっかり写ります。

また、AF(オートフォーカス)エリアモードが動く被写体を追従するモードになっていると、AFポイントがシャボン玉を追いかけてしまうので、ニコンなら「シングルポイントAFモード」、キヤノン「ワンショットAF」に設定し、目にピントを合わせるのがコツです。

【一眼レフの基礎】絞りF値、シャッタースピードをマスターしよう

キラキラを使う

背景キラキラ
光がある場所なら探せば、キラキラしたものが見つかります。
この写真の背景は木ですが、夕日に斜めからの光が当たる事で、葉が光って見えます。

ガラスや水、葉、電球なんかを背景にして、大きくボカしてあげるだけで、素敵なキラキラ写真の出来上がりです。

黄金比率を使う

黄金比率
子供は活発に動くので、なかなかイメージした構図で撮影できる事は多くありません。
あまり構図構図と意識する必要はありませんが、余裕を持って撮影できるときは、ちょっと意識してみるとバランスの良い写真になります。
(参考:写真の基本構図7つのテクニック!黄金比率をマスターして上達

記念日のアイテムを撮っておく

誕生日ケーキ
わが家の子供の誕生日ケーキはママが作りますが、4歳の誕生日を迎えた時娘とママふたりで作っていました。
こういう毎年の記念日に決まった写真を撮っておくのも見返した時にほっこりできるポイントです。

逆光を効果的に使う

逆光写真
撮影者から被写体をみて、被写体の後ろに太陽がある状況が、逆光写真ですが、通常逆光で写すと、被写体が暗くなってしまいます。
しかし、露出を大きく+側に補正をして撮影すると、朝日の様な綺麗なライティング効果を得ることができます。

表情

笑っている表情もいっぱい撮りたいですが、泣いている顔、真剣な顔も撮ってあげてください。

泣いている所も

泣いている子供
子供が疲れたり、思い通りに行かなくて泣いてしまうことがあります。
こんな時の写真も、あとあと見返すと成長を実感できる素敵な写真になります。

一緒に遊びながら

遊んでいる子供
この写真は、「お父さんコーヒーですよぉ」とおままごとをしている写真なのですが、子供って遊んでいる時も真剣です。
おままごとのカップをこぼさないように運んできてくれました。

友達と遊んでいるカットも

友達と遊んでいる写真
子供同士で遊んでいる様子は、親に見せる表情とは違う表情を撮る事ができます。

カメラ目線を避ける

子供によっても違いますが、カメラを向けられている事に気づくと『カメラ目線でピース』して来ます。
こういった写真も可愛いですが、いつも同じ表情になってしまいがちなので、できるだけ普段の表情が撮れるように、隠れて撮ったり、遊びながらカメラを意識しないように撮影してみましょう。

大人目線で撮影する

大人目線
この写真は、夏祭りの時、娘が僕に抱きついて「お面買ってぇ〜」とおねだりしている様子です。
「普通の写真」に見えてしまいやすい、大人目線の写真も、こういう角度からも撮っておくとその時の状況が後から鮮明に蘇ってきます。

おもちゃを主題に

おもちゃが主題の写真
おもちゃは増えるばかりですが^^;
いつか遊ばなくなった時には、リサイクルする事になります。
そんなおもちゃも一緒に写真に残しておくと、よい思い出となります。

水遊びは早いシャッタースピードで

水遊びは高速シャッタースピード
シャッタースピードを高速にする事で、水しぶきは止って見え、子供の細かい表情もブレなくとらえる事ができます。
動いているものを止めて見せる事で、その場にいるような臨場感のある写真になります。

カメラの設定

子供はいっつも良い表情をしています。
その表情をいつでも捉えられる様、カメラの操作には慣れておきましょう。

ISO感度オート

今のいい表情!と思った時にシャッターを押せるようにしておくのも、素敵な子供写真を撮る為の大切な要素です。
高感度ノイズを意識しすぎて、低感度に設定したままだとちょっと暗い場所ではすぐに撮影に入る事ができません。
僕は決め写真以外は、ISO感度をオートに設定し、いつでもシャッターが切れる状態にしています。
(参考:ISO感度自動制御を利用して手ブレを防止!絞り優先でも楽に撮影できる

高速シャッター+連写

高速シャッターで連写
ISO感度を上げシャッタースピードを早くすると動きを止めた写真を撮影する事ができます。
こういった写真は、何十枚も連写で撮影し、良いものを数枚選ぶのがGoodです。
上手く撮れているかその場でチェックせず、とにかく連写で枚数を稼ぎましょう。
ISO感度をマスターして手振れ写真とサヨナラ

ブランコは置きピン撮影

置きピンで子供を撮る
ブランコに乗っている様子を撮るとどうしてもぶれてしまいがちですが、置きピンテクニックを使えば、簡単にピントの合った写真が撮れます。

AF(オートフォーカス)を利用している場合、シャッターを半押しし、ピントを合わせてから撮影しますが、ブランコに乗った状態でこの方法だと、AFでピントが合ってからシャッターを切る間に子供が動いてしまいます。

ブランコの場合、軌道が決まっているので一番高い位置に来た時にピントが合うように予めピントを決めておき、そこに子供が来たら、連写で撮影します。

まずは、AFモードでブランコに乗っている子供にピントを合わせ一番高い位置で、半押しを解除します。
次にレンズのAF/MFのスイッチをMFモードにいれます。
この間、撮影者は出来る限り動かないようにします。

あとは、ピントを合わせた位置に子供が来たら、少し前から連写で撮影します。
慣れるまでは失敗も多くなりますが、ブランコなら何回もチャンスがあるので、諦めないで挑戦しましょう。

子供写真の上手な撮り方のまとめ

以上20個の撮影例と一緒にテクニックをご紹介しましたが、

  • 子供と一緒に遊びながら撮る
  • 行事事は子供だけでは無く、背景(シチュエーション)も含める
  • 記念日・アイテムは家族の歴史になる

を考えながら写真を撮っていれば、バリエーションも増えますし、時々見返した時にも家族で楽しめる写真の撮り方なのではないかと思います。

あと、子供の写真は一生の財産です。パソコンに保存しておくと、壊れた時一緒に消えてしまうので、外付けHDDへの保管は必須です。

それでは素敵なカメラ・ライフをお送りください♪

子供の写真を上手に撮る!!20個のテクニックと撮影例

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この記事を書いた人

1982年生まれ。カメラ、サーフィン、キャンプが趣味の中年。
WEBコンサルの仕事を20年ほど行い、現在は独立。2人の子持ち。
凝り性で意外と飽きにくい性格。

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