デジタルカメラを買ったら実行する8個の初期設定まとめ

カメラの初期設定忘れてませんか?
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デジタルカメラは、買ってすぐに撮影する事ができますが、初期設定を最初に行っておけば、より快適に使いはじめる事ができます。
また、設定でカメラをいじっているうちに使い方も覚えますので一石二鳥。

目次

設定内容

1,電池の放電と充電

デジカメが到着したら、付属のバッテリーをカメラにセットし撮影が可能な状態になっています。
カメラで使われているバッテリーはリチウムイオンで、消耗品です。

リチウムイオンは、メモリ機能が付いていて、満タン充電の状態が続くと正常に充電ができなくなったりします。(ノートパソコンで充電しながら使用していると、バッテリー駆動の時間が極端に短くなります。)

カメラの場合は、バッテリー駆動が基本ですが、充電をする場合は満タンになるまで充電し、充電が終わったら過充電を避けるため速やかにコンセントから抜きましょう。

初期では、残量がある状態で発送されますが、一度満タンに充電をし、できるだけ残量が減るまで使ってから満タンに充電を繰り返します。

また、長期間使わない場合、満タン充電のまま保管すると、同じく寿命を縮めますので、できればカメラで残量を減らして取り外して保管をします。
使用前に満充電にする事を忘れないようにしましょう。

バッテリーは純正品なら4〜5000円するものですので、正しい充放電を行いましょう。

1,日付の設定

日付は、今後写真を管理する上でとても重要になります。
内蔵の時計は、取り外しのできるバッテリーとは別の動力で動いています。
当然バッテリーから電源を供給し、時計を動かすバッテリーが充電されますので、バッテリーを1ヶ月外した状態だと、時計が狂ってしまう事があります。

また、海外旅行に行く時は、カメラ時計も現地時間に設定する事で、帰国後の写真管理が楽になります。

3,記録カードのフォーマット

カメラと一緒に記録用のメディアを購入した場合は、購入したカメラからフォーマットを行いましょう。
通常の場合、記憶メディアはそのまま使う事が出来ますがまれに海外のものだと、後でデータを取り出す事が出来なかったり、写真そのものが入っていないなどのトラブルになる事があります。
(関連ページ:SDカードの選び方(SDHC)|デジタルカメラに最適なおすすめメディアはコレ!

4,フォルダ名・ファイル名の設定

撮影した写真はSDカードなどの記憶メディアに保存されますが、メディア直下では無く『メディア>フォルダ>写真』の階層に保存されます。
Nikonの場合、初期のフォルダはDSCという名前に設定されています。
この名前を任意のものに設定する事が可能です。

また、ファイル名は、SDカードを取り出す度に0001から割り当てる方法と、カードを取り外しても連番が続く設定を選ぶ事ができます。(Nikon機の場合”連番モード”)
僕は、後者の連番設定にしていますが、9999枚撮影するまでは、カードを取り外しても同じファイル名になる事が無いので、PCに保存した写真を同名のデータで上書きしてしまう事を防げる為です。

5,データの保存形式

撮影したデータをどのくらいの大きさで、どういった形式で保存を行うかの設定です。
後々に編集を行ったりする場合はRAWという形式で、保存をしておく事をおすすめします。
(参考ページ:1年後、後悔しない為にRAWで撮影しよう

RAWファイルで保存を行っておけば、あとで編集をした場合に画質の劣化を最小限にする事ができる反面、データ容量が大きくなるデメリットがあります。

一般的なjpgデータもFine、Normal、Basicとサイズを選ぶ事ができ、最大サイズが小さくなればその分、データの容量も小さくなります。
(関連ページ:大量の写真を確実に残す!写真データの管理術【保存版】

6,電子音をオフに

カメラの電子音には、ピントが合った時に”ピピッ”となる音と、メニュー操作をする時になる音があります。
音は鳴らなくても、あまり困る事はありません。
静かな場所で撮影するには周りの迷惑にもなりますので、オフにしておく事をおすすめします。

7,ISO感度自動制御をOFFに

デジタル一眼レフのエントリーモデルは、工場出荷状態では、ISO感度自動制御がONになっている事があります。(D5000では確認済)
フルオートで撮影する場合は、便利な機能ですが、一眼レフを購入した方は、綺麗な写真が撮りたい方が多いと思います。

ISO感度は増感すればその分、ノイズが入りザラザラした写真になります。
(参考ページ:ISO感度とノイズの関係|高感度撮影のノイズの低減方法

機種によっては、ISO感度自動制御の上限を設けられるものがあります。
自分の機種でノイズが目立ち始めるISO感度を知り、その感度を自動制御の上限とすれば、ノイズも目立たず感度も気にせず撮影に集中する事ができます。
失敗できないようなシチュエーションや、室内と屋外を行ったり来たりする場合などはこの設定が便利です。

8,カード無しレリーズ禁止【重要】

SDカードなどの記憶メディアがカードに入っていない時にシャッターを切れなくする設定です。
Nikon D3300ではこの設定ができないようですが、D7000以上のクラスなら設定が可能です。

うっかりしていて、カードを入れ忘れた状態で、『1日撮影して、帰ってきて確認したら何も保存されていなかった!』
を防ぐ事が出来ますよ。

まとめ

最近のデジカメは高機能な分、初期設定もわかりにくいと思う事があります。
上記に書いた設定は、ごく一般的なものですが、全ての事を行う必要はありません。

それでは楽しいカメラ・ライフをお送りくださいませ♪

カメラの初期設定忘れてませんか?

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この記事を書いた人

1982年生まれ。カメラ、サーフィン、キャンプが趣味の中年。
WEBコンサルの仕事を20年ほど行い、現在は独立。2人の子持ち。
凝り性で意外と飽きにくい性格。

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