Nikon D800レビュー|フォトコン入選で買えた!写真を撮るのが楽しくてたまらないカメラ

D800購入レビュー
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D800が欲しくなったのが2013年11月。そして購入決定したのが12月、ようやく2014年2月に購入する事が出来ました。
本当はもっと早く買いたかったのですが、
・良いカメラを使ったら良い写真が撮れるわけでは無い。
・そもそも自分の写真てどうなんだ?
なんて考えもあり、一つの目標として「フォトコンテストの入賞」をしたら買うと決めたのです。

そして、2月「第13回アスカネットフォトコンテスト:2013年とっておきの一枚」で、なんと1等入選に選ばれました。
これには正直びっくりです。
アスカネットフォトコン入選
他の方の入選作品を拝見しても、技術も素晴らしい写真が多く、なんと言うか、恐縮です。。

そんな事がありまして、遅ればせながらD800を購入。フルサイズデビューを果たしました。

目次

D800で驚いた事ベスト3

手元に届いた日は体調不良で、カメラを眺めて終わりました・・
翌朝の初撮りでD800すげー!って思った事をランキング形式にしてみました。

3位:ファインダーが見やすい

ファインダー
APS-Cのファインダーがこんなに見にくいものだと気づきました。
フルサイズのファインダーは、ピントの山がつかみやすく、大きい。

D300sでマクロ撮影(マニュアル)だと、ピントの山が掴めないので、感覚で撮影し背面モニターで拡大チェックをしていましたが、D800ならしっかりファインダーでピントが合わせられます。

ファインダー覗いてボケ具合がはっきり見えると、ファインダーを覗いて、シャッターを切る行為だけでも楽しい!ホント、楽しいです。

丸型アイピースもカッコイイですよね。
関連:Nikon D300sに丸型ファインダーを装着してみた

2位:ファイルサイズが大きい

D800横
やはり、3630万画素はデータも大きくRAWロスレス圧縮14ビットで、48メガバイトもあります。
これは、8GBのメモリーカードで160枚しか撮影が出来ない事になり、RAW+jpgだと100枚程度。
(表示パネル上では、RAWで55枚。Fineで194枚。RAW+Fineで43枚となっていて、計算とはずいぶん異なっています。ニコンに確認しよう・・)
D300sのRAWは約12MB、D5000のRAWは約9MBなので、4倍の容量を消費します。

その為、50枚程度のデータを外付HDD(USB2.0)へ転送してから、Lightroomでプレビュー作成するのも5分程度かかります。
SDカードをMacに直挿しし、SSDに展開するのは早いので、できればThunderboltのHDDを買いたいですね。
Thunderboltは値段も高いので、最低でもUSB3.0のHDDが必要です。

連写撮影時も、データ容量が大きく記録メディアへの転送速度が遅いとバッファフルからの回復も遅くなります。
使用したSDHCカードは東芝SDHC8GBクラス10で、RAWで連続16枚撮影しバッファフルからメモリーカードアクセスランプが消灯するまで約38秒かかりました。

連写性能を求めるマシンでは無いと思いますが、D800に高速な記録メディアは必要だと感じました。
関連:SDカード(SDHC)によって違う連射可能枚数!高速SDHCカードのベンチマーク結果

1位:画質が半端ない

D800正面
これまで使っていたD300sは、三脚を使ってビシッと撮ったつもりでも、ディティールが損なわれるというか、決まらない写真しか撮れませんでした。
腕と言えばそうなんですが、普通のモニタで見れば綺麗に見えますが、Retinaディスプレイで見ると、そのアラがもの凄く目立ちます。

D800は高画素故にブレが目立つと言われています。まだ手持ち撮影しかしていませんが、この画質は半端ないです。本当、半端ないです。2回言いました。(笑)
例えるなら、D300sでの写真は、すりガラスを通したような感じでD800はピカピカに磨いて、そこにガラスがある事がわからない様なクリアーさがあります。

そして、普通に撮った写真に立体感があり、なんか、写真で表現をすると言う意味が少し分かった気にさせてくれます。
だからこそ、手ブレには慎重になります。
関連:失敗しない一眼レフカメラ用三脚の選び方

戸惑った事:AFエリアモード

D800の「3Dートラッキング」が凄い。というレビューを多数見ていたので、どんなものか確かめようと思いましたが、D300sではinfoボタン上に合った「AFエリアモードセレクトダイヤル」が探してもありません。

同じ位置にはlvボタンしか無く、マニュアルを確認。
レンズ取外しボタンの横にありました。AFとMFを切り替えるダイヤルがプッシュできるようになっています。
D800左

このボタンを押しながらコマンドダイヤルを回してAFエリアモードを切り替えるのですが、表示パネルの表記もちょっと分かりにくいですね。
AFモードの切り替えは使用頻度が高いので、片手で操作出来る方がいいのに。

D800の操作性・デザイン

AFエリアモードの切り替えで使いにくさがありますが、その他はパーフェクトです。
多様する親指AFの「AF-ON」が絶妙な位置にあるので、ストレスなくAFが出来ます。

また、D300sのマルチセレクターは少し浅く、右を押す時に上も押してしまう事がありましたが、D800はボタンが深くなって押しやすい。
フォーカスポイントを動かす時もスムーズに操作できます。

質感もD300sと比べ高級感があります。D300sよりザラザラとしたマッドな手触りが妙にしっくりと手に馴染みます。

背面液晶パネル

D300sより少し大きくなった液晶パネルは、0.2型しか変わっていませんが、体感としてはかなり見やすくなった印象です。

ISO感度の許容範囲

高感度の評価はあまり高く無いD800ですが、D300sからの僕にとってISO6400までは全く許容範囲のレベル。
D300s比で1から2段ノイズが少ない印象です。
D300sは室内撮りではISO1000以上にはしたくありませんでしたが、D800はISO3200でも問題ない!

クロップモード

D800にはクロップモードと呼ばれるものがあります。
撮影の範囲をFX(36☓24)、1.2X(30☓20)、DX(24☓16)1.5倍、5:4(30☓24)の4つから選択する事が出来ます。
DXではAPS-Cと同じ画角で撮影出来るので、手持ちレンズで距離が足りない場合にテレコン的な使い方が可能。

DXモードにしても1600万画素もあり、D300sの1200万画素と比べてもD800がいかに高画素であるかが分かりますね。

まとめ

まだ、数日しか撮影していませんが、このカメラは本当に撮影する事が楽しくなります。
レンズ、ストレージ、メモリーと、D800のスペックに合わせ、新しく購入したいものが増えてしまいました。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。カメラ、サーフィン、キャンプが趣味の中年。
WEBコンサルの仕事を20年ほど行い、現在は独立。2人の子持ち。
凝り性で意外と飽きにくい性格。

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