長女が補助輪を外した自転車に一人で乗れるようになりました。
まだ、ぐらついているのでさすがに公道を一人で走らせる事は危ないですが、補助輪を外してから3回(トータル3時間弱)の練習で一人で走れる様になったのには、僕もママも正直驚いています。
従兄弟の男の子は1つ年上の4歳ですが、まだ補助輪付きの自転車に乗っています。
娘は運動神経が良いわけでは無い(縄跳びが一回も出来ない)ので、子供の補助輪を取りたいと考えている方の参考になればと思いシェアさせて頂きます。
(※自転車の練習は、自転車乗り入れ可能な公園など、安全な場所で行いましょう!)
補助輪を外すまで
購入
2013年の7月頃に長女(3歳5ヶ月)に初めて自転車を買ってあげました。
娘から自転車が欲しいと言ってきたわけでは無く、幼稚園に通いはじめお昼寝をしなくても夜までいられるくらい体力が付いてきたのが一つのきっかけでした。
バランス感覚も小さいうちから身につけておいて損はありませんし、三輪車も少し小さくなってきたので「少し早いかな?」と思いながらも、近所の自転車屋さんを物色に行きました。
近所には大型の自転車専門チェーン店「サイクルベースあさひ」と、「スーパービバホーム」があり、2店を周り、子供用自転車が豊富な「サイクルベースあさひ」で購入。
小学生頃までは使うだろうと思い、パパ・ママは少しおしゃれで高価(2万程度)な自転車を娘に薦めましたが、「ううん!こっちのピンクがいい!」と安価(1万円)な自転車をチョイス。(親の財布事情を心配したのか?)
重心が低く(子供2人乗せられるママチャリ風)長く使える様にデザインされたものが人気なんだとか。
娘が選んだ自転車もその、人気デザインの一つでした。
一緒にヘルメットも購入
(その他Amazon子供用自転車ヘルメットのベストセラー)
練習初日
店舗で空気やハンドル・サドルなんかのセッティングを終え、帰ってきたのは夕方過ぎ。
ちょっとお姉さんの仲間入りをした娘は、早速「乗る!いまのる!」とやる気満々。
サドルにまたがると、まだつま先しかつかず、ブレーキもやっと握れる感じ。
補助輪付きなので、転倒する事はまずありませんが、危なっかしい。。
でも小さい子って、自転車こげないんですね。うちの子だけなのかな?
三輪車を初めて乗った時も、一人でこげるようになるまで何日かかかりましたが、同じような感じで漕ぐ力が無く、前に進めない様子。
その日は、早々に諦め三輪車で遊んでいました(T_T)
練習その後
子供は何でもすぐ吸収するもので、数回乗っていると、すぐに自力でこげる様になり、パパ・ママの歩くペースにも付いてこれるようになりました。
数週間すると、かなりハイペースでこげるようになりましたが、補助輪が付いた状態でスピードを出した自転車は非常に不安定で危なかっしいんです。
補助輪付きの自転車にも慣れたのは、子供に自転車を購入してから、3ヶ月くらい経った時期でした。
補助輪を外す
ママと相談をし、少し早いなどの意見もありましたが、あまり補助輪に慣れてしまうと外すのが大変になると思い、早速週末に取り外す事にしました。
1.パパの補助(20分)
一人で乗れる様になるまで、僕が付きっきりで教えました。
まずは、転んでも痛くない公園の芝生エリア(自転車乗り入れ可)を探し、サドルの後ろを支えながら、子供にペダルを漕いでもらいます。
初めて子供に自転車を教えてびっくり。
「こんなにバランス取れないんだ」
最初のうちは、あまりスピードは出さず、しっかりと支え、子供にも
「ハンドルはグラグラさせない」
「ペダルをしっかり漕ぐ」
の2点を教えます。
子供も不安らしく、何度も後ろを振り返り、僕が付いてきているかを心配している様子。
少し慣れてきたら、どこまで行くか目的を伝え、支えながら一緒に走ります。
15分もすれば、少しの間補助をしなくても、走れるようになると思います。
ポイントは、子供が「出来た!」と、楽しくなる目標を設定する事です。
そして、できたら過剰に褒めてあげてください。
初めて取り組む事は子供にとっては楽しい以上に不安な事でもあります。
そして、補助をする方を子供が信頼しなければ、上達が遅くなると感じました。
2.切り上げ
1回目の練習は、子供が「もっとやりたい」と言う時に終わりにします。
上達には休息が絶対に必要です。
うちの場合も、1回目の練習終わりより、2回目の練習始めの方が格段に上達していました。
使われていなかった筋肉が、発達するのか、子供がイメトレをしているのかは分かりませんが、1回目の終わりは「また練習したい」と思う状態で終了しておくこと。
そして、怖い思いをさせない事が大切だと感じました。
3.補助外し(1時間)
1回目の練習から2週間ほどあけて2回目の練習を行いました。
今回は、補助をしてスピードがついたら、補助を離し並走する事にしました。
ここで大切なのは、横・後ろを走らない事。
自転車の前を走り、「後ろ付いてきて!」とやった方が、目の前の目標物を追いかける事に集中するので、右左にクネクネしにくくなります。
なれるまでは、並走する人は後ろ向き(向かってくる自転車の方を向く)で、走ると子供が不安にならないと思います。
「曲がる」事を意識しなくても、行きたい方向を見る事で自然と曲がる事が出来ます。
急ハンドルを切らなければ派手に転ぶ事も無いと思いますので、その点だけ子供に伝え、後は
「しっかりとお父さんを追っかけてきてね」と言うだけ。
慣れてきたら「ここで待ってるからママの所まで行ってきて」とゲーム感覚で遊びながら練習するのも効果的でした。
4.坂道発進(1時間)
転ぶ回数が減ってきて、広い公園で長い間乗れるようになったら、次は自力で発信する事を練習します。
これが3回目の練習です。
スタートだけ押して上げれば、右左に曲がったり、ブレーキをかけられるようになりましたが、どうしても、最初の一蹴りでバランスを崩し、一人では発信が出来ませんでした。
偶然、公園に小山があり、そこから押し出した時、僕が力を入れずにスタートできたので、押す振りをして一人でやらせてみたら出来ました♪
一人でスタート出来ないのは、蹴りだす力・低速でのバランス・補助がいない不安の3要素があると思います。
補助する振りをして、なだらかな坂から発信する事で自力でスタートできるようになりました。
これまでは、芝生や土の上など柔らかい場所で練習していた事もあったと思います。
その後、平なアスファルトで発信をしたら、やっぱり出来ました。
子供が一人で自転車を焦げるようになるまで
バランス感覚や運動神経など子供によって差はあると思いますが、上手く乗れない1番の理由は、「恐怖」だと思います。
転んで痛い思いをすると、転びそうになった時焦って急ハンドルを切ったり、スピードを出さなくなったりし、それが上達を妨げる原因になります。
それと矛盾しますが、転ばないで自転車に乗れるようになる事も無いと思います。
転ぶのが嫌だから、転ばないように走る方法を考え、上達していきます。
結局の所「転ぶのは当たり前→転ぶのは怖い→自転車怖い」の中に、しっかりと親のサポートがあれば、すぐに一人で乗れるようになるんだなぁと感じた次第です。
また、練習と練習の感覚をあける事も子供が嫌にならないコツかもしれません。
今はこういった記事を書いていますが、僕が教えている時はかなりスパルタだったと思います^_^;
少しよくなった時は「いっぱいよくなった」って褒めてあげてください。
補助輪を外した後は、別途スタンドを付けてあげないと自立して駐めておけないので、ご参考までに。
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[…] イメトレをしているのかは分かりませんが、1回目の終わりは「また練習したい」と思う状態で終了しておくこと。 [引用元] たった3時間!子供が自転車の補助輪を外す為の簡単練習方法 […]
[…] 引用元-たった3時間!子供が自転車の補助輪を外す為の簡単練習方法 […]