デジタル写真の現代で、良い写真として世間に公開するのに、レタッチは写真技術と同等からそれ以上に必要なのでは無いかと日々感じております。
僕自身、趣味で写真をする程度ですが、広告用として使われている写真の99.9%、加工が加えられたものです。
僕はRAW現像をする時、Nikonの一眼レフを買った時にくっついて来た無料のViewNX2を利用しています。
また、写真にゴミが映り込んでいたり、好みの色合いに仕上げたい場合、Adobe Photoshop CS3というかなり古めのソフトを使っています。
世間では「撮ったままを現像するのが写真」と言う意見も当然ありますが、僕がアートの世界に身を置いているのであれば、その人によるこだわりがあるのでしょうが、、趣味として楽しむ為の写真であれば、自分が納得できればそれで良いわけで、楽しむ事が一番重要です。
そんなわけで、RAWの現像に更に磨きをかけ、自分好みの絵にする為の現像ソフトを探していたら、Lightroom5のβ版が出ていましたので早速使ってみました。(2013年6月10日に発売されました)
凄過ぎます!
まず、最初に写真をご覧頂いた方が、説得力があるので、下の写真を御覧ください。
僕が撮影したものではなく、海外のサンプルサイトからお借りしたRAWデータですが、
NikonD800でISO6400で撮影された写真です。縮小をしてもノイズが全体にある事が見て分かります。
次に下の写真を御覧ください。
Lightroom5でシャープ、ノイズ軽減を少しいじってみた写真です。
このサイズだと、ノイズが確認出来ません!
等倍に確認した画像がこちらです。
RAWで撮って出し
Lightroom5でRAW現像
ISO50の撮って出し
さすがにISO50で撮影した写真とは比較になりませんが、こういったソフトを持っていれば、高感度撮影もバンバン行けます。
RAW現像そふとあれこれ
RAW現像ソフトは、Lightroomだけではありません、比較的シェアの高いソフトと評判についてまとめてみました。購入の参考になれば幸いです。
Capture NX 2
Nikonが提供するRAW現像ソフト、キヤノンは無料で付属しているのですが何故だかNikonは有料です。Nikonユーザーとしては無料で提供して欲しい所。
ただ、さすがにNikon機との相性は抜群で、Lightroomに次いでプロの方も愛用しているみたいです。
関連:Capture NX-Dベータ版公開!Nikonユーザーも無料で高機能なRAW現像が可能になりました
参考サイト
SILKYPIX Developer Studio
国産のRAW現像ソフト、ノイズ軽減が素晴らしいと定評があります。また新機種が発売された後、その機種に合わせてアップデートが素早いらしいです。
参考サイト
フェーズワン Capture One 5 Pro
6000万画素(1枚180MB)の写真が撮れ1台300万もするハイエンドデジタルカメラを発売している会社のソフトと聞いただけで、その凄さが伺えてしまいます。が、やはり値段が5万円もするんです。
参考サイト
まとめ
Lightroom3までは3万円以上していたソフトですが、Lightroom4から1万円程度で購入出来るようになりました。恐らく5も今年発売になり同じような価格帯で発売されると思います。
大量の写真管理にも定評があり、RAW現像の能力も素晴らしいものである事が分かりました。また、機能が現像と画像管理に集中されている為、インターフェイスも大変分かりやすいものです。
(初期設定が少し分かりにくいと感じました)(現在Adobeのアカウントを作れば、無料でLightroom5を使えます。)僕がもう一つ良いと思ったのは、一眼レフとパソコンをUSBケーブルで繋げ、撮影した写真をその場でPC画面上で確認が出来る「テザー撮影」が可能な事。
パソコン側からも、カメラの操作が出来るので、寝ている赤ちゃんのパーツにピントを合わせたい時などに使えそうです。
最近カメラ関係で出費がかさんでしまっていますが、Lightroom5のノイズ軽減を体験してしまったら、もうこの物欲は止まりそうにありません^^;