先日、娘の運動会の為、レンズのレンタルショップを利用した僕ですが、そのレンズが結構気に入ったのもあり、なんとなくヤフオクで中古レンズを見ていて気づいた事があります。
それは、レンズは値崩れしにくい事です。
関連:レンタルレンズでNikkor ED 70-200mm F2.8Gを借りて素晴らしさに驚いた
例えば、Nikonの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」。定価27万3千円もする高級レンズ。
価格コムで見ると最安値が16万6千円(2013年10月16日時点)でした。
これをヤフオクで見てみると、14万8千円の最低落札価格を設定しているものが5件(同日時点)でした。
発売は2007年11月ですので、6年落ちのレンズです。でも新品と中古の差は2万円弱(11%減)。
また、別の「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」は2010年11月に発売された新しいレンズですが、
定価24万1.5千円、価格コム最低16万、ヤフオク13万5千円~16万円。
新品と中古の差約2.5万円、16%減。
といった感じです。
2年間の新品価格推移を見てみると
2年前より上がってる!!
2年前の最安値が15万だったのに対し、現在は16万、3年経過して1万の上昇です。
これは、アベノミクス効果による、デフレ脱却によりメーカーの卸値が上がった事が原因の様ですが、今後も円安が進めば、製造コストが高くなり、ますます値段が上がる可能性があります。
一方、ボディの方は「Nikon D300s」を見てみると、価格コムで16万円、ヤフオクで8万円と50%も減少しています。
ボディの液晶性能は時代の変化に伴い、高機能低価格化しますし、外部媒体との接続方法もどんどん新しいものになっていくので、レンズと比べると古いものほど値落ちするのは当然と言えます。
高いレンズ買っても実は出費はあまり無い?
そもそも、カメラ機材は「安いものはそれなりの物」で、お金を出せばその性能をしっかりと体感する事が出来ます。
コストとパフォーマンスがこれだけ比例した商品って身近にはあまり無い様に思います。
お子さんがいる家庭だと、その時しか撮る事の出来ない写真は、やっぱり最高の形で残したい。僕はそう考えているので、高いレンズを買って、良い画質で保存する事は数年後に後悔しない方法だと思います。
僕も、写真の腕は人に自慢出来るではありませんが、編集ソフトの性能は年々進化していますので、RAWで撮っておけば、今は見れない写真でも数年後には救える様になるかもしれません。
でも、どんなにソフトが進化しても画質など、素材の元になるものは復元する事は出来ません。
関連:1年後、後悔しない為にRAWで撮影しよう
高級レンズは早めに買う方が良いという結論(理論的言い訳^^)
今回高級レンズを借りた事で、「やっぱり良いレンズは写りも良い」事を体感してしまいました。
そして、レンズは滅多な事で値崩れを起こさない事が分かりました。
高いレンズを頑張って買って、必要無くなっても高値で売却出来る。
これは妻を説得する大きな材料になる予感がします^^