レフ板を使って一歩上の写真撮影

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レフ板とは、撮影時に被写体へ光を反射させ、影を取り除いたり、特定の場所に光を当てたりする、反射板の事を言います。
ポートレートや室内での子供撮影、料理撮影など幅広く使用する事の出来る機材ですが、レフ板を使う事で今までの写真が見違えるほど上達するアイテムです。
レフ板左の様に被写体の背後に光がある場合、逆光状態となってしまい、背景が白飛びするか、被写体が暗くなってしまいます。
こういった場合にレフ板を使う事で、レフ板で反射した光を被写体に回りこませる事で、背景も被写体も適切な露光で撮影をする事ができます。

目次

レフ板の効果

レフ板-桜
レフ板は、逆光時にのみ使用するアイテムではありません。
料理を美味しそうに撮ったり、寝ている赤ちゃんの周りを優しい光が包み込む印象にしたり、女性を色白に3歳若返らせたり^^;など、効果は、使ってみるとすぐに解ります。
レフ板-ちらし寿司

レフ板の種類

一言でレフ板と言っても、期待する効果によって使うレフ板の種類も異なります。

白レフ

柔らかい光を反射させる事の出来るレフ板。僕の場合は一番利用頻度が高いです。

銀レフ

ギラギラとした強い光を反射させます。屋外での強い逆光時などに威力を発揮します。

黒レフ

レフ板を置いた側の光を少なくする効果があります。

金レフ

銀レフの様に反射率が高いですが、黄色がかった光が特徴。夕焼けの様な光を演出する事ができます。

レフ板の使い方

レフ版は、太陽などメインとなる照明と被写体を対角線に設置し、太陽などの光を反射させ、被写体に当てる様に使用します。
料理や子供などの写真を撮る時、被写体に光りが当たっている様子を確認しながら、撮影を行いましょう。
光のコントロールは、良い写真を撮る上でとても重要な要素の一つです。
被写体の上や下、右や左と色々な角度に置いて、加減を確認してみてください。

白レフと銀レフの使い分けによっても写真の雰囲気は変わります。
僕は子供撮りがメインなので、銀レフはあまり使わず、白レフを使う事が多いです。
銀レフの場合は光が強すぎるので、子供がまぶしそうな顔になってしまいます^^;

妻は料理の撮影時には銀レフを使ったりしているみたいです。
また、必要であれば、2枚のレフ版を使う事も出来ます。

被写体と、撮りたい写真のイメージによって、銀レフと白レフを使い分けられるようになったら、きっと今までの写真と比べ格段に上達した事を実感出来るはずです。

レフ版の選び方

なんで、写真用の機材ってこうも高いんでしょう。
レフ版なんて、自作すれば数百円で作れてしまうのに・・・
レフ版の作り方は次回お伝えします。

レフ版レフ版を購入する場合は、持ち運びに便利な丸形のものが良いと思います。
その中でもかなり安い「PLATA 58cm 丸 レフ板 シルバー / ホワイトでしたら、初めてレフ版を持つ方も抵抗が少ないのでは無いでしょうか。

プロの方は良いものを使うのでしょうが、僕らアマチュアカメラマンは依頼主の要望通りに撮影をする事も無いので、なるべく安価で効果が出るものを使っていきたいですね。
関連:一眼レフカメラ初心者が写真を最速で上達させる7つの方法

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この記事を書いた人

1982年生まれ。カメラ、サーフィン、キャンプが趣味の中年。
WEBコンサルの仕事を20年ほど行い、現在は独立。2人の子持ち。
凝り性で意外と飽きにくい性格。

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