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ISO感度自動制御を利用して手ブレを防止!絞り優先でも楽に撮影できる

投稿日:2014年4月3日 更新日: プログラムモードでの撮影は卒業

一眼レフカメラを購入した時は、オートモード撮影(設定はカメラまかせ)でも、写りの綺麗さに感動した事をいまでも覚えています。

しばらくするとオートモード(シーンモード)での撮影を卒業し、絞りや露出・シャッタースピードをいじりながら撮影する事も覚えはじめ、一眼レフの奥深さからか写真を撮る事が楽しくてたまらなくなります。

絞り、ISO感度、シャッタースピードと露出の関係を覚えるのに最初は苦労しますが、慣れてしまえば何となく感覚で分かるようになっくるものです。

全ての設定を撮影者自身が決定するマニュアルモードは、初心者には難しいですが『絞り優先AEモード』で撮影すれば、絞り値を撮影者が決定し、シャッタースピードは機械任せで撮影できるので誰でも簡単に一眼レフを楽しむ事ができます。

絞り値によって、ボケ具合を変える事が出来ますので、一眼レフならではの『被写体を浮かび上がらせた写真』を意識的に撮影する事ができ、オートモードでは味わえない『狙って撮影する』ことを体験できます。

時々のシーンに合わせて撮影者が設定し、撮影する事で写真はどんどん上達していきます。
しかし、慣れるまでは設定に手間取ってしまい、シャッターチャンスを逃してしまうこともあります。

例えば、
『家で子供が良い表情をした時、手元にあるカメラを構えたらISO感度が100になっていて手ブレ写真になってしまった』

オートモードを卒業した一眼レフユーザーなら、誰でも経験がある事だと思います。

こんな失敗を防ぎつつ、絞りの設定を自分で決めることができるのが『ISO感度自動設定』です。
関連:ISO感度をマスターして手振れ写真とサヨナラ
関連:ISO感度とノイズの関係|高感度撮影のノイズの低減方法

ISO感度自動制御の必要性

一般的に手ブレの起こらないシャッタースピードは、撮影する焦点距離の2倍が安心と言われています。
仮に、エントリーモデルのNikon D3200に50mmの単焦点レンズ付けた場合、D3200のセンサーサイズはAPS-Cなので、1.5倍し、撮影焦点距離は、75mm換算となります。
この時の手ブレが起こりにくいシャッタースピードは、75mm掛ける2で、1/150秒以上に設定する事を言います。

子供の撮影がメインの場合、室内でも昼と夜によって部屋の明るさが違います。
昼間はISO200、絞りF4で撮影できても、夜にはこの設定では手ブレの起こらないシャッタースピードが出ないという状況になります。

この時に感度の設定を毎回見直すと、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいますので、普段はISO感度はオートに設定してのがおすすめです。

ISO感度自動制御とは

ISO自動感度の自動制御は、予め決めておいたシャッタースピード以下になった場合、設定しておいた感度の範囲で自動的に増感してくれる機能です。

例えば焦点距離35mmを頻繁に使うのであれば、35mmの倍1/75秒(設定では1/60秒か1/125秒)以下になった場合に増感する設定にしておきます。

感度には、上限を設ける事もできますので、過剰なノイズが乗ってしまう心配もありません。

ISO感度は増感すればその分ノイズが発生しますが、機種によってノイズが目立ってくる感度が異なりますので、ご自身の機種で許容範囲を決めておきましょう。
ここ最近の機種であればISO1600〜3200程度は問題ないと思います。

設定

僕が持っているエントリー機のNikon D5000での例になります。
その他の機種でも大体変わりませんが、説明書を確認してください。

まずは、撮影メニューから『ISO感度設定』を選択します。
撮影メニュー→ISO感度設定
メニュー画面の左側のアイコンでカメラのマークになっているものです。

設定画面が出たら『感度自動制御』をONにします。
ISO感度自動制御をON
『制御上限感度』と『低速限界設定』は好みとなりますが、僕は上限感度は使っている機種の高感度ノイズが発生しやすい感度より1段低く設定しています。
(D5000は1600、D800は3200としています。)

低速限界設定は、絞り優先モードで撮影をする場合、絞り値は撮影者が決定しますがシャッタースピードは、その絞り値で適正に露光できるシャッタースピードをカメラ側が決定します。
F4.0で撮影したい時に、適正露出を得られるシャッタースピードが1/15秒だった場合、手ブレの可能性は高くなります。

低速限界を自分の手ブレしにくいSSに設定をしておくことで、設定値以下になった時には、自動的にISO感度を増感して撮影する事ができます。

手ブレの起こりやすいSSは、撮影者・使用レンズによって変わってくるので一概には言えませんが、35mmの単焦点レンズをAPS-Cセンサー機で使うのであれば1/60秒などに設定してみてはいかがでしょうか。

感度自動制御のまとめ

一番の失敗写真は手ブレ写真だと思います。しかし、手ブレ以上にシャッターチャンスを逃してしまう事が一番もったいない事です。

明るさが変わりやすい環境の場合は、安全をとって感度を自動制御にする事で失敗の確率を下げる事ができます。
腰を据えて撮影する場合は、自動制御をOFFにすればよいだけですからね。

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