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写真上達

一眼レフ初心者が単焦点レンズを買った方が良い件

投稿日:2013年4月3日 更新日: 背景キラキラ

これから一眼レフカメラを購入しようと思っている方、この記事を参考にレンズ選びをしても遅くは無いと思います。
既に一眼レフを持っている方は、是非単焦点レンズを付けて、今までとは一味も二味も違った素晴らしい写真を撮影しましょう。

このサイトは特に初心者の方に読みやすいように気をつけていますので、難しい機会用語的な単語を出来るだけ使用しないようにしています。

単焦点レンズって

 単焦点レンズとは、操作面からごく簡単に言うとズームが出来ないレンズの事を言います。

レンズに付いているリングを回す事で、遠い被写体を大きく移したり出来るレンズをズームレンズと言います。
一眼レフを買う時、キットで付いているレンズは基本的にズームレンズです。

だったらズームの方が良いじゃん

ズームが出来る、出来ないという部分だけで言えば、その通りです。ズームレンズの方が、遠くの物へ近づかなくても撮影する事ができますから、有利です。

でも、せっかく一眼レフを使うので、あれば、良い写真を撮りたくないですか?
ズームレンズと単焦点レンズの違いは、写真を見ていただいた方が早いので、次の写真を見て下さい。

Saarbruecken city seen with my Nikon 35mm F1.8 DX lens
Saarbruecken city seen with my Nikon 35mm F1.8 DX lens / 55Laney69

この写真は、単焦点レンズによって撮影されたものですが、鍵にはピントが合っていて、それ以外は大きくボケています。このボケこそが単焦点レンズが得意としている点です。

同じレンズで撮影された、別の写真を見てみましょう。

studdy  for exam
studdy for exam / Outburner

20100316-20100316-DSC_2301
20100316-20100316-DSC_2301 / rollanb

単なる記念写真になりがちな、こういった場面でも、奥をぼかす事で、一枚の作品になりますね。

写したい物や人物以外がボケる事で、その物・人物を浮かび上がらせ強調する事ができます。一眼レフカメラならではの魅力と言えますね。

これが、一眼レフを購入した時にくっついているキットズームレンズだと、こういった綺麗なボケを作る事が出来ません。

その違いは「絞り」と呼ばれるものにあります。ニコンのキットレンズに「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR」がありますが、F3.5-5.6Gの部分が絞りの数値を表していて、Fが3.5~5.6の間で撮影が可能 (最大開放値)となっています。

この数字が小さければ、小さいほど、ボケが作りやすくなります。
上の写真は、全てNikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gで撮影されたものですが、F1.8Gと書かれていますね。
キットレンズと比べると、数字としては約半分です。

 絞りが小さい事で、大きなボケが作れる事は、何となく分かって頂けたと思いますが、絞りが小さいレンズを使う事で、もう一つメリットを得る事ができます。
それは、暗い場所でも綺麗な画質で撮影出来る事です。
シンデレラレンズを軸に自分におすすめのレンズシステムを考えよう!

レンズとシャッター速度の関係

 暗い場所で撮影をする時、手振れしやすくなったり、写真が暗くなったりしますよね。
これは、例えば、日中に撮影する場合に、カメラが1秒間に取り込める光の量が100(シャッタースピード早い)だとした時、夜は暗いので、3秒間かけて100(シャッタースピード遅い)の光を取り込める事とします。

シャッターが開いている時間が長い程、その間に動いたものはぶれてしまうので、暗い場所での撮影は、手振れなどが起こりやすくなります。

これを、「ISO感度」というカメラ側の設定を行い、電気的な信号を増幅する事で、夜間でも100の光を1秒間で取り込む事ができる様に調整する事ができます。

ISO感度は、カメラによって調整出来る範囲が異なりますが、例えば、上記の例で、夜間3秒間で100の明かりを取り込んでいる部分を1秒間で100の明かりを取り込むようISO感度を設定します。
この調整によって、光を取り込む為の時間が短くなり、手振れがしにくくなりましたが、同時に画質が荒くなるというデメリットが発生します。

夜間スマートフォンなどで撮影した写真は、画像がザラザラしていると感じる事はありませんか?これは、撮影者は意識していませんがスマホ自体が自動でISO感度を調整している為です。

絞りの調整で取り込む光の量を調整出来る

 ISO感度を上げる事で、暗い場所でもシャッタースピードを早くする事が出来ますが、それによって画質にざらつきが生じます。
絞りを調整(F値を小さく)する事で、画質を落とす事無く、シャッタースピードを上げる事ができます。

「絞る」や「開放付近」という言葉で表現される『絞り』ですが、F値が小さい(開放付近)で撮影すると、シャッタースピードが早くなります。
人間は、眩しい時などは目を細めて光の量を調整したりしますが、レンズも同様に、開けば光をたくさん取り込み、絞れば光を遮ります。

F値が小さいレンズとは、目を開ける大きさが大きいと思って下さい。その為多くの光を取り込む事ができます。
よって、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRのキットレンズと、単焦点のNikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gでは、単焦点レンズの方が、暗い場所でもシャッタースピードが稼げるレンズと言えます。

暗い場所でも早いシャッタースピードで撮影出来る事は、室内で子供を撮影したり、ピアノの発表会やお遊戯会などの暗い場所での撮影にも向いていると言えますね。
ISO感度をマスターして手振れ写真とサヨナラ|カメライフ

単焦点を使うと上達が早い?

 上記までは、どちらかと言うと機能の面で単焦点が優れているという話しをしてきました。
ここからは、写真を上達する為に単焦点レンズが最適であるというお話になります。

被写体に近づく

ズームレンズの場合、自分が動く事無く、被写体に擬似的の近寄る事ができます。その為、足で近寄る癖がなかなか身につきません。
近くに寄らなければ、被写体を大きく写す事が出来ない単焦点レンズは、必ず大きく撮りたい被写体に一歩近寄って撮影を行う必要がありますが、この「動く」という事がとても重要だとつくづく感じます。

被写体に近寄る事で、どういった角度から撮影すれば被写体の良さが表現出来るのかを考えますし、子供を撮影するは、コミュニケーションを取りながら撮影をする事で、子供本来の笑顔を写真に納める事ができます。
また、遠くから撮影するのに比べ、近づいた方がボケの効果が大きくなりますので、被写体を浮かび上がらせる事ができます。
子供写真に最適なおすすめの単焦点レンズ|カメライフ

構図の勉強になる

 構図を広辞苑で調べてみると、

「絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろに組み合わせて、作品の美的効果を出す手段」

と書かれていますが、被写体を写真のどの位置に配置するかによって、見え方が全く変わってきます。私も最初はD5000のダブルズームレンズキットを購入しました。
が、その3ヶ月後にはNikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gを買い足しました。
購入前も書籍などを何冊か読み、必ず「構図が大切」と書かれていましたが、正直この頃は、よく分かっていなかった風に思います。単に中心に被写体を持ってくる「日の丸構図」は良くないとかだけは意識していましたが。。。

構図単焦点を購入してからは、背景をぼかす事でこれまでに撮った事の無い写真を撮れる実感がありました。背景を何ででもぼかせてしまうので、構図を意識しないで撮ると、バランスが悪かったり、単調な写真になる事も多かった為、この頃から構図はとても大切なんだと認識をしました。

キットレンズを付けていても、構図を学ぶ事は可能です。
ただ、ボケ=良い写真を撮れる自分が、もっと色々な事を吸収して、上達しよう!と思った十分なきっかけになった事も事実です。
写真基本構図6個を理解して上達|カメライフ

価格が安い

 単焦点レンズは、上記の様に様々なメリットのあるレンズです。
こういった事をズームレンズに求めると1つ20万もする高額なレンズを買うしかありませんが、単焦点ならその画質をお手頃以上の金額で手に入れる事ができます。
例に上げている写真が撮影された、レンズは、

ですが、一方キットのズームレンズを、レンズ単体で購入した場合、

これだけの価格差しかありません。
一眼レフの魅力は何と言っても、好きなレンズに交換出来る事にあります。写真の上達と共に欲しいレンズがどんどん出てきます。

マクロレンズや広角レンズ、魚眼レンズなど種類は豊富です。
が、画質と価格面で、単焦点レンズ以上のハイコストパフォーマンスレンズはありません。

お散歩スナップに最適

 写りと利便性を再重視するのであれば、高額なズームレンズを手に入れる事をおすすめします。
しかし、利便性をカバーする為に足を使い、なるべく安く、身軽に写真を楽しみたいのであれば、単焦点レンズは最適なレンズとなります。

ズームレンズに単焦点レンズの様な明るさを求めるとどうしても、大きく重たくなってしまい、携帯性が損なわれますが、1つの焦点距離に最適化された単焦点なら、キットレンズよりも小さく軽いので、気軽に持ち出せるお手軽なアイテムなんです。

『一眼レフ初心者が最初に単焦点レンズを買う理由』のまとめ

  • 一眼レフならではのボケが楽しめる
  • 単焦点レンズには明るいものが多く、シャッタースピードを稼げる
  • ズームが無い分自分の足で動く為、構図などの勉強になる
  • パフォーマンスの割に価格が安い

以上の理由が、初心者の方程、単焦点レンズを購入した方が良い理由です。
欲しいレンズは、今後たくさん出てきます。写真にはまると常に財布とのにらめっこ状態です^^。
機材選びってそれだけで楽しい時間ですよね。貴方にとって良いレンズが見つかりますように

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